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村のみんなで納骨堂の清掃

日曜日は朝から雨でした。 今日は、村の人が集まり境内の納骨堂清掃の日です。 雨の中、堂内の掃除を始められました。 そして平行して境内の草取りをがんばられました。

私の村は、小さな高齢者中心の村です。 今日も参加されているのは、70歳から80歳が中心で 90歳代もおられます。私の竹馬の友のお母さん方も参加され、 掃除の合間に竹馬の友の現況を話をしてくださいました。

私の中学時代に境内に共同納骨堂を建設されました。 時代の流れの中で村の共同墓地を整理し、将来のことを考えての取り組みでした。

共同納骨堂を作るために境内の整地が行われました。 境内にあった夜学校(公民館)が取り壊され、大きな銀杏も伐採。 そして真新しい納骨堂ができたときは、きれいで近代的な建物で 小躍りするくらいうれしかったものです。

それまでは、村の共同墓地にお盆やお正月前にでかけ、草取り掃除に行くのが大変でした。 草が茂り、夏はヤブ蚊が飛び回っていました。大きな銀杏の木、枝を広げた紅葉の木があったのを思い出します。

納骨堂の掃除は例年ならば七夕の頃掃除をするのですが、今年は、新型コロナウイルスのため今日が清掃活動になりました。

清掃が終わり、住職が旧共同墓地について話をしました。

共同墓地に防火水槽を建設することになり、その工事中、私たちの先祖の遺骨が、一つ一つ手作業で丁寧に掘り出されました。そのため、予定よりも長い工事期間になったそうです。 そのお骨は、村の共同墓地のお墓に埋葬されました。 住職は、そのことを村の皆さんに話して旧共同墓地も大事にしていきましょうと語ってくれました。

掃除が終わり、それぞれの納骨堂でお盆法要が執り行われました。

その後、雨の中を旧共同墓地に移動し、先祖供養が勤められました。

本日は、正法寺本堂の阿弥陀様に合掌をし、納骨堂でのお参り。 そして共同墓地で共々に合掌いたしました。 私たちがここにこうして生かされていること、またお念仏を申すことも 私につながる人々がおられたからこそです。 雨に打たれながら、村の皆さんも合掌されています。 阿弥陀如来の働きに感謝のお念仏がこぼれてきます。

皆んなでお参りができました。

お疲れ様でした。 もう半世紀以上この納骨堂にお参りと共にお念仏の声が聞こえています。

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