top of page

蓮の花を咲かそう

 本町は、7月がお盆月です。 あなたは蓮(はす)の花の咲いている風景をごらんになったことがありますか。 蓮の花は、夏の朝早く花を開きます。真っ白な花、薄紅色の花、それはそれは見事です。蓮の花はなぜあれほど美しいのでしょう。そしてなぜ尊ばれ、仏さまと深く結びついているのでしょうか。それは汚い泥のなかで成長し、それでいてその泥に染まることなく、清浄な花を咲かせるからにほかなりません。きれいな水のなかからきれいな花が咲くのであれば、それは当たり前のことであるけれど、汚れに満ち悪臭に満ちたゴミのなかにあって、むしろそれらを養分として育ち、気高い花を咲かせる蓮の花の尊さを、お釈迦さまはたたえておられるのです。

 正法寺のご本尊の前に大輪の白の蓮(はちす)が備えてあります。 紙で作った見事な蓮の花なのです。 そこで門信徒の皆さんと一緒に作ってみたいと話し合い、まずは寺族で取り組むことにしました。 講師の先生は、若坊守です。

 先生の説明をしっかり聞いて、作り方をよく見て。先生の指先を見ながら、がんばっている皆さんです。指先もよく動きます。

 もちろん口も休むことなく動きます。口から出てくる日頃の思いや考えがそれぞれの心の琴線に触れることもあるしまた、ちょっと違うかな、と立ち止まることもあるのがお寺での活動なのですね。真宗の教えは生活の中にあってこそなのです。

生活が真宗の教えそのものなのです。 1時間たったので様子を見に行ったところ、花の額ができたところ。 さてそれから1時間半。「できましたー。」

 皆さんの初めての蓮の花が見事に咲きました。 次回は、門信徒の皆さんと作ることができたらいいなと話し合っているところです。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page