東京からのお参りが・・・
お昼も過ぎた頃、東京からお嬢さんがお参りにやって来た。10代の折にお父様とお母さまを相次いで亡くされ、帰熊した折には必ずお寺に来てくれている。お母さまの祥月命日が近かったので、母方のおじさんもご一緒だった。しばらく仕事を休職していて、12月から復帰するという。誰一人として知っている人もなく、心労から病気でもしたのかと聞くと、なんと、「3か月ほど海外に行っていたんです。いろんな人がいろんな暮らしをしていて、行ってよかったと思います。小さいころからの夢だったんです、海外に行ってみるのが。」という答えが返ってきた。可愛い子には旅をさせよではないが自ら強い意志をもって、外国へ行くためコツコツお金を貯めて、実行したという。